一度，労務管理のトラブル（残業代の請求，配置転換の拒絶，ハラスメントを典型とする従業員間の紛争など）が生じた場合，使用者は，他の従業員や職場環境への影響，再発防止策の検討など，様々な労務管理上の問題への対応を強いられることになります。

従前，こうした労務管理への対応は事後対応となることが多かったところですが，コンプライアンス（法令遵守）や働き方改革が叫ばれる昨今，労務管理のトラブルを未然に防止することの重要性は日々高まっており，私自身，ご相談いただく際には，常に，事件の解決だけではなく，「今後の労務管理をどうすべきか？」を含めてアドバイスをさせていただいています

。とりわけ，労務管理は，事前のご相談であればあるほど，複数の選択肢を視野にいれることが可能となりますので，ご懸念の事項がございましたら，お気軽にご相談ください。